会社の成長が加速するいま
新たな挑戦を、資金繰りで支えます。

財務の仕事をひとことで表現すると、「資金繰り」。お金の出入りを管理したり、必要に応じて金融機関から資金調達をしたりすることが主な仕事です。メインはデスクワークですが、多方面から情報を集めるのも大切なことのひとつ。社内のさまざまな方に声をかけ、各部署がどんな動きをしていて、今後どれくらいのお金が必要になりそうか、日々情報収集を行なっています。会社を持続的に発展させるためには、適切な資金繰りが必要不可欠。そのため私たちには、社内各所の取り組みを把握し、先回りしてお金の動きを読み取ることが求められます。「財務」というと、数字と向き合ってばかりの堅苦しい部署だとイメージされることも多いのですが、コミュニケーションを取り続ける仕事でもあるのです。受け身にならず、積極的に。わからないことがあれば地道に調べ、ときには素直に質問する姿勢も、財務の仕事に必要なことです。

当社では、もともとイオングループから資金調達を行なっていましたが、2018年には外部の金融機関からの資金調達に移管しました。単純に利率面などでのメリットがあるのもそうですが、私としては、企業として自立できたことの証明になったと感じ、とてもうれしく思っています。イオンリテール株式会社の一事業部としてスタートしたまいばすけっとが、2012年に分社化し、その後も着実に成長を続け、黒字化。私自身も分社化する前から携わってきたので、外部の金融機関から評価していただけるほどに会社が大きくなったと思うと、大変感慨深いです。2019年度には累積損失も解消でき、現在はより一層、成長が加速しているタイミング。今後も、出店にともなう投資や、宅配等の新たなサービスの展開、キャッシュレス化など、新たな挑戦が続きます。資金面から会社の成長を支えられるよう、資金繰りを工夫していきます。

私はこれまで二度の出産を経験し、約2年間の産休・育休を経てフルタイムで仕事に復帰しました。仕事と子育ての両立はもちろん大変なこともありますが、それでもまいばすけっとで働き続けるいちばんの理由は、この会社が好きだからだと思うんです。当社には、若手社員も積極的に提案できる風土があります。私自身も一担当者のころから幹部が集まる経営会議に参加させてもらってきました。全店直営で1000店舗を持っていることも、チャレンジングな会社でいられる理由のひとつ。一部店舗で実験的な取り組みができるので、挑戦させてもらいやすいんですよね。我々の本部事務所はワンフロアで、あらゆる部署の部長たちと日ごろから気軽にコミュニケーションをとることもできます。このような組織内の風通しのよさは、まいばすけっとの自慢できるポイント。今後もバリバリと働き、子どもたちに働く母親の姿を見てもらいたいと思います。