代表取締役社長 岩下欽哉
独自のビジネスモデルを強みに「近い」「安い」を実現
まいばすけっとは、都市部において食料品など生活必需品の購入に不便を感じている、いわゆる「買い物難民」のみなさんを救いたいという思いから始まった事業です。東京23区、神奈川県横浜市・川崎市に集中して出店を行うドミナント戦略をとり、2005年に事業がスタートしてから着実に店舗数を増やしてきました。地域密着型の店舗展開、小型店ならではの瞬発力の高さ、全店直営だからこそできる流通やオペレーションの効率化などを武器に、高い利便性と低価格での商品提供を実現しています。お客さまに寄り添うフレンドリィな接客も、安心してご利用いただくために欠かせない要素のひとつです。2021年時点で店舗数は約1000店にのぼり、現在は2000店舗を目指し、さらなる発展を続けている真っ只中。お客さまから「ここにお店を作ってくれてありがとう」といった声をいただくことも多く、便利で豊かな生活を支える一助になれていることに手応えを感じています。
買い物を通じて、
買い物を超えた価値を届けるために
2020年以降は新しい生活様式が急速に浸透し、「買い物」のあり方もそれに合わせて変化しています。小売・流通業界においてもオンラインや自動化の流れが加速しており、まいばすけっともお客さまにとって便利で、スタッフにとって働きやすい環境の実現のために、私たちも柔軟に進化を遂げていく必要があると考えています。一方で、変わらず大切にし続けたいことがあります。それは買い物によって生まれる人と人とのつながりです。テクノロジーを活用すれば家の中でなんでもできてしまう時代だからこそ、近くのお店へと足を運ぶ日常や、リアルでのコミュニケーション、そして心のつながりが必要とされていることを実感しています。買い物を通じて、買い物を超えた価値を届けていくために。これからの生活のあり方や、私たちにできることをともに考え、挑戦していきましょう。